火の十字架
作品年代:昭和33年 5月19日〜5月28日
(根拠は三村信吉が「けだものの群れ」の中で、昭和20年に17歳(かぞえ18歳)といっていることから。)
作品場所:東京・浅草、新宿、上野
作品粗筋:ヌード劇場の浅草パラダイスから、系列の新宿パラダイスに届けられたトランクの中に入っていたのはヌードスターの星影冴子だった。彼女は昏睡状態だったが、浅草の支配人の立花が劇場で殺されていた……。
依頼主:富士愛子の署名の挑戦状
成功報酬:おそらくなし。
登場人物
- 星影冴子……浅草、新宿、深川の3つのストリップ小屋を経営するベテランヌードダンサー。トランク詰めで眠らされ運ばれた。自称28歳(数え年)
- 権田平蔵……浅草馬道にあるゴンダ運送店の主人。
- 権田やす子……権田平蔵の妻。
- 立花良介……パラダイスのマネージャーで『軽劇団南十字星』の元スター、花井良太。
- 福田公吉……ゴンダ運送店に住み込みで働いている店員。
- 小栗啓三……大きな黒眼鏡をかけ、感冒マスクをかけている謎の復員服の男。『軽劇団南十字星』の元スター、青木俊三。
- 滝本貞雄……新宿パラダイスのマネージャー。大正14年6月生まれの35歳。
- 三村信吉……深川パラダイスのマネージャー。30歳。
- 上総屋亭主……新宿パラダイスの楽屋口から20メートルほど離れた場所にある居酒屋の主人。
- トラックの助手……権田平蔵たちが新宿に運んできたトランクにぶつかったトラックの助手。平蔵と喧嘩になる。
- 熊谷医師……新宿パラダイスに星影冴子を診察に訪れた医師。
- 原田……新宿パラダイスの事務所の職員。
- 水島……浅草パラダイスの札場の事務員。
- 山本五郎……浅草パラダイスの幕内主任。
- 富士愛子……星影冴子ショーのメンバー。
- 緒方竹蔵……富士愛子が住んでいる若竹荘の管理人。
- 花園千枝子……『軽劇団南十字星』のヒロイン。
- 野上周蔵……元陸軍大尉で、深川秘密兵器工場の監督官だった男。滝本の上官。就職難で困っている。
- 金子謙三……ヌード専門のカメラ芸術家。
- 金田一耕助……名探偵
- 等々力警部……警視庁の名警部。
- 高橋警部補……淀橋署の警部補。
- 関森警部補……浅草署の警部補。
- 橋本先生……警察医。
- 神保警部補……下谷署の警部補。
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